4月11日にショパンの勉強会

2月26日(日)午後、君津市民文化ホール中ホールで、リハーサル会を開きます.13:00開場後、反響板やピアノの設置が終わり次第、ラフマニノフなどでピアノ起こしをして、13:30から始めたいと思っています。

出演者は20人で学生の部は学年順、大人の部は今回、アイウエオ順で並べました。演奏後は来年の発表会の段取りなど、少し、打ち合わせたいと思います。

基本的に非公開ですが、関心のある方は関係者にご連絡ください。

今回はショパンなどにかたよらず、幅広い曲目が並んでいます。お楽しみに!

ショパン勉強会のお知らせ

  4月11日(火)10時より第1回ショパン勉強会を豊洲シビックセンターホールで開きます。有名なノクターンop.9-2を皆で弾いて、ノクターンの甘美な旋律の歌い方、感情の起伏の出し方、美しい和声の構築、それを実現するためのテクニックを考えていきたいと思います。

  ベートーヴェンの晩年の頃、ピアノという楽器が確立したのですが、ショパン、シューマンらはピアノの機能を駆使して感情が表出された曲を作り上げていったと思います。だからこそ、打鍵の方法、鍵盤からの離し方、ペダリングなど多岐にわたるテクニックを知っていることが曲作りに必要になります。

  バッハやモーツァルトの楽譜をいつも手元に置いていたショパンが、先人たちの遺産の上に、ピアノ独自の魅力を、彼のイマジネーション、気性を織り交ぜつつ作り上げたと、この頃痛感しています。是非、ピアノと親しんで楽器の機能をフル活用できるようになりたいものです。

  今回、豊洲シビックセンターホールのファツィオリ製ピアノを使用します。どのようなショパンになるのか、それも興味深いです。

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

世界の状況もピアノを取り囲む状況も色々大変な事がありますが、アナログのピアノという楽器(今、ピアノというと大半が電子ピアノです)と、その楽曲の魅力を今年も追いかけていきたいと思います。

決まっている予定は次の通りです。

  • ♫ 2017年2月26日(日)13:00~18:00
    リハーサル会(君津市民文化ホール中ホール)
  • ♫ 4月 日にち未定
    ショパン勉強会 第1回(豊洲シビックセンターホールで予定しています。
    曲目はノクターンop.9-2などで、初めてファツィオリ製ピアノを使います)
  • ♫ 5月24日(水)
    ゴルトベルク変奏曲の録音(五反田文化センター音楽ホール)
  • ♫ 2018年1月27日(土)
    ミューズの会発表会(京葉銀行プラザホール)
  • 私の演奏会はゴルトベルク変奏曲をさらいながら、少しずつ考えていくつもりです。

    小さい会場での気軽なコンサートも考えています。

ロマン派の作曲家の勉強会を始めます。

 今まで、子供用の作品(カバレフスキー、ギロックなど)、そしてバッハからベートーヴェンまでの古典の作品を取り上げて、ゼミ形式でささやかな勉強会をしてきました。
今回、ショパン、リスト、ドビュッシーの作品を練習していて、ピアノという楽器の完成後に花開くロマン派の作曲家が、いかにピアノという楽器を多様なタッチやペダリングなどで色彩豊かで
感情あふれる音楽を生み出し、美を追求してきたか、ということに感動していました。
 これから、そのような話をミューズの会の方たちとの公開レッスンのような形で進めていきたいと思います。関心のある方でしたら、ミューズの会会員でない方でもご参加いただきたいと
思います。
 今回はシューマンの「ユーゲントアルバム」を取り上げ、短い曲なので、逆に奥深くタッチなどを考えられて、意義ある時になりそうです。10月31日(月)10時より、千葉市文化センターの
スタジオ1でいたします。

トリフォニーリサイタルの御礼

台風が次々来る中、9月30日は天気にも恵まれ、無事、リサイタルを終えることができました。
小さいお子さんたちも含め、熱心に聴いてくださる方たちに囲まれ、私が思う音楽を少しはお伝えできたのでは、と思っています。
終了後、皆さまからたくさんの感想や要望をいただき、また、小さい生徒さんたちの顔つきが変わったのを見て、私自身色々考えました。
そして、ピアニストは自分のピアノを持ち運べず、ホールや天候、ピアノのその日の状態で音楽の実現の可能性が変わるという宿命をもっとポジティブにとらえて、小さいサロンコンサートなども色々試してみようかしら?と思い始めています。
そこで、今度はファツィオリ製のピアノを試弾すべく、来月豊洲のホールに行ってみます。