今週の金曜日の夜のピアノリサイタルがちかづきました。
どうやら急に冷え込んでくるようです。どうぞお気をつけてお出かけください。
地下鉄の市ヶ谷駅からはすぐで、JRの市ヶ谷駅からはお濠を渡って、そのまま道路を横断し、右折して間もなく、ドラッグストアクリエイトがあり、そこを左折すると正面にあります。
皆様のご来場をお待ちしております。
これからの♪ミューズの会の予定をお知らせします。
ようやく秋めいてきました。
10月3日にバッハの平均律の勉強会を無事終えて、来年の春のジョイントコンサートに向かって、皆さんが走り始めています。
2年ごとに開いている♪ミューズの会ジョイントコンサートは、研鑽の場であるとともに、会員の皆さんが弾き、聴きあう楽しい集いとも言えます。
でも、同じ曲を弾き手が変わって登場ということもあって、今回は私の方から「1880年以降の作品に限るのはいかが?」と提案しました。(素晴らしい曲を皆で共有することも、とてもいいとは思うのですが)
その結果、プログラムはドビュッシーやラヴェルのフランスものとラフマニノフやスクリャービンのロシアものがほとんどという状態になっています。(本当はもっと多様な作曲家の作品が並ぶと面白いと思っていましたが。少しずつ広げたいですね。)
現在決まっている予定は以下の通りです。
- 2024年12月8日リハーサル会 於:千葉市美浜文化ホール音楽ホール/非公開
- 2025年5月5日ジョイントコンサート 於:君津市民文化ホール中ホール/公開
- 2025年9月6日ピアノを弾く会(おおよそ15分以上のプログラムを練って、舞台で弾く経験を積むという目的があります。)/非公開
11月8日のリサイタルのチラシが出来ました。
暑中お見舞い申し上げます。
ようやくチラシ、チケットが出来上がり、チケットぴあでの販売も始まりました。
チケットぴあでは「安藤久仁子」で検索していただいても、公演情報はでてきます。
涼しくなってからのコンサートですので、多数のお客様にご来場いただけると幸いです。
1853年製のエラールピアノを弾いてきました。
7月初めに愛知県豊根村の茶臼岳スキー場に隣接している「れんと」というホールで、1853年製のエラールピアノを弾いてきました。
オーナーの永谷さんからのお誘いで、ショパンも弾いていたフォルテピアノのエラールピアノを2時間ほど弾かせていただき、19世紀のピアノの響きに浸ってきました。
写真をご覧になるとわかる通り、現代のピアノとは弦の張り方や音の出し方の構造が違うものの、速くも弾けるし、和音の厚みなどは素晴らしいし、音のスッキリ感は少ないながらも柔らかな響きがあって、興味深い体験でした。
ショパンはプレイエルというピアノを愛用していたようですが、エラールも弾いていたそうです。
また、エラールピアノはエラールピアノは、ハイドン、ベートーヴェン、リスト、ラヴェルなどが所有していたそうです。
秋に演奏予定のショパンのプレリュードをどう作っていくか迷っていたところがあったのですが、今回の体験で、音の方向性が決まった感じです。
今後さらに詰めていきたいと思っています。
11月8日のルーテル市ヶ谷ホールでのリサイタルのプログラムなどを決めました。
今回のプログラムは以下の構成にしました。
- ドビュッシー2つのアラベスク
レントよりおそく
子供の領分 - ショパンプレリュード
ショパンのプレリュードは24の調の曲の集まりです。
それぞれの調の色に彩られた曲が長調、短調と次々に移っていき、わくわくするようなハ長調から、激しく悲劇的なニ短調の終曲まで絵巻物のように展開していきます。
この曲に取り組んで、この色彩感に驚き、音の魔術師のドビュッシーと並べてみたいと、このプログラムにしました。
なお、チラシは現在作成中で、チケットは今回、チケットぴあに販売を委託しました。7月20日に情報公開、及び、販売を開始いたします。
リサイタルの概要は以下のとおりです。
11月8日(金)18時半 開場、19時 開演 ルーテル市ヶ谷ホールにて
入場料 4,000円(全席自由)
ご都合よろしければ、是非お聴きいただきたく、ご案内申し上げます。