「弾きたい曲を弾く会」で使用するピアノについて

君津市民文化ホールには2台のスタインウェイ製のフルコンのピアノがあります。

昨年夏に大ホール用のピアノがオーバーホールされました。
今月に入ってそのピアノを使ってみて、「ちょっと早いかもしれないけれど使ってみよう」と思いましたので、今回は大ホール用のピアノに変更しました。

当日は調律も入りますので、どうぞリニューアルしたピアノを楽しんでください。

5月23日(土)の「弾きたい曲を弾く会」のご案内

当日は12時より調律を依頼してあり、その後、ピアノ起こしをして、大体14時半ごろから希望者のリハーサルが少しできると思います。
参加者は21人の予定で、4時間はかかるのでは?と考えています。
大変ですが、楽しい会にしたいですね。

また、せっかく調律も入るので、録音もと思い、今回は文化ホールに依頼してCDを作成してもらう予定です。どうぞ素敵なCDができるように頑張ってください。

使用するピアノは中ホール用スタインウェイの予定ですが、もしかしたら大ホール用スタインウェイに変更するかもしれません。

なお、今回は公開の演奏会ではありませんが、ご家族やご友人で聴いてくださるかたがいらしたら、遠慮なくどうぞご案内ください。

これからリーダーさんたちがプログラムを作ってくださって、コンサートの形がみえてくると思います。あと3か月半、楽譜を置く方は、譜面の用意も含め、曲作りに励んでください。楽しみにしております。

ショパンエチュードop.10-5「黒鍵」の演奏について

来月に「黒鍵」の勉強会を開きますが、皆さんとレッスンをする中で、繰り返しお話していることを挙げておきたいと思います。

  • ベートーヴェンの晩年の頃出来上がってきた新しいピアノの機能を駆使してショパンたちは作曲し、ロマン派のピアノ音楽が生まれました。ピアノの名手だったショパンやリスト、そしてそれ以降の作曲家たちが創り上げたかった音楽世界を実現するためには、彼らが必要としていたテクニックを身につけないとなかなか困難だと思います。
    そのテクニックを獲得していくために、エチュードがあるのだと思います。ですから、指定されているテンポを無視せず、どのようにしたらそのテンポに近づけるか、を考えなくてはならないのです。
    そしてその速さに体が慣れないと、指を快速に動かしながら、多声で聞いたり、旋律を歌ったり、強弱をつけていくのは、とても大変なことになります。
  • 1本1本指を動かしているのでは、美しく速いパッセージを弾くことはできません。しなやかな腕、手首、指を駆使することが必要です。

それでは、「黒鍵」での具体的な注意事項をあげたいと思います。

  • まず、右手はレガートの指示があることに注意してください。
    1拍に6個の16分音符が入っていますが、それを旋律としてまとめて、なおかつクリアにブリランテに弾くにはどうしたらよいか、ということです。
    ソシレソミソレソシレソシのレソシで152の指使いになりますが、この15を使ってポジション移動をする際は手首を少し高めにして、15の指がしなやかに立ち気味になるときれいなラインをつくることができます。
    また、拍の頭の音を打った力で残りの5個の音を弾くようにすると(音が抜けたり、フニャフニャになるわけではありません)フレーズ感ができます。
    結局手首を上下左右に必要最小限(エコ運転)に動かして、指がスムーズに動いていけるようにするのです。
    そのためには、ピアノと体の間の空間を保つことが大切です。

    さらに各指を鍵盤の手前で打つか、奥で打つかなどもスムーズな運指ができるかを決めていきます。
  • ショパンの曲は左手だけ弾いても、素敵です。
    つまり、左手は右手と別個に弾けてこそ美しく、生き生きと奏でることができます。
    それぞれが独自に歌っているけれど、ぴたっと縦に合うと素晴らしい響きが生まれる、というのがショパンの抜きんでた才能だとつくづく思います。
    ですから、左がシンコペーションのリズムでも右手は左のアクセントに連動しない、などのことは留意してください。
  • 拍子は大変重要です。この曲が8分の4拍子にならないようにしましょう!
  • 強弱記号や発想標語はつねに気を付けて。
    それは演奏者へのショパンからのメッセージです。
    どの音を山として1つのフレーズにしているのか、などを読み取って、ショパンの想いを実現したいものです。

来年の予定をお知らせします。

今年は4月の♪ミューズの会ジョイントコンサート、8月の名曲コンサート、10月のエチュード勉強会と色々と盛り沢山な活動を展開しました。
大変なのに、このように活動したのは、4月のコンサートがあまりにもボリュームが多く、今後のコンサートのやり方を考えざるを得なくなったことと、各自のレベルが上がってきて狙う曲が高度なものになってきたことによるものです。

そこで、来年もエチュードの勉強会をやりつつ、コンサートのやり方を皆で考えていきたいと思います。
また、教育現場で活躍する方たちも増えてきて、メンバーが多彩になっていると実感しています。
お互いに啓発しつつ、伸びていきたいと思います。
現在決まっている予定は以下の通りです。

3月5日(木)9:00~12:00 第2回エチュードの勉強会
君津市民文化ホールリハーサル室にて     

テーマはショパンエチュード「黒鍵」です。   

5月23日(土)2:30~21:00 弾きたい曲を弾く会
君津市民文化ホール中ホール

かなり長い会になりそうです。せっかくですので、調律をお願いしました。

11月8日(日) 14:00~ 安藤久仁子ピアノリサイタル
於:音楽の友社ホール

プログラムは未定です。
決まり次第、またお知らせしたいと思います。
神楽坂にある響きの良い落ち着いたホールです。
ご来場をお待ちしています。

弾きたい曲を弾く会について

2020年5月23日(土)午後・夜に、君津市民文化ホール中ホールで非公開の「弾きたい曲を弾く会」を開きます。

たくさんの人が出るコンサートでは、どうしても演奏時間制限がでてくるので、思い切って長く弾きたいとか、ハードルが高いけれど弾きたいと思う気持ちに応える会です。

これからまだ8カ月ほどあるので、しっかり用意できたら、と思います。