♪ミューズの会ジョイントコンサート2018の曲目が確定してきました!

コンサートまであと3か月となりましたので、ざっと曲目をあげてみます。

ベートーヴェン

ソナタ

  • 8番「悲愴」第1楽章
  • 21番「ワルトシュタイン」第1楽章
  • 26番「告別」

シューベルト

即興曲op.142-3

ショパン

  • ワルツ 第4,13番
  • スケルツォ第3番

バッハ=リスト

オルガン幻想曲とフーガ

リスト

  • ためいき
  • ラ・カンパネラ

フォーレ

  • ノクターン第3番
  • 舟歌 第1番

ドビュッシー

「ベルガマスク組曲」より

ラヴェル

  • オンディーヌ
  • 「クープランの墓」より

ラフマニノフ

  • プレリュード op.3-2, op.23-4
  • W・Rのポルカ

プーランク

「即興曲集」より 第12,13,15番

ギロック

ワルツエチュード 他

湯山昭

いいことがありそう! 他

ショスタコーヴィチ

マーチ 他

(声楽)

チャイコフスキー

わが悩み知る人は

團伊玖磨

舟唄

シューマン

ズライカの歌

ウェーバー

昔亡くなった伯母さまが見た夢

などです。

まだ時間がはっきりしていないのですが、1時には開演かと思います。

12月27日にリハーサル会をして、本番を迎えます。

♪ミューズの会ジョイントコンサートのご案内

2018年1月27日(土)に千葉駅前の京葉銀行音楽ホールで、♪ミューズの会ジョイントコンサートを開催します。

京葉銀行音楽ホールは3月末で閉館になるようで、その前にもう1度コンサートを皆で開きたいと企画しました。

ホールとしては素晴らしくても、ピアノが年月を重ねてオーバーホールを必要としていながら、財政的なことなどから実現してなくて、調律してもその状態を1日保持できないホールも多くなっている中、京葉銀行ホールはまだピアノが元気でしたので、大変残念です。(次のコンサートの会場をどこにするか、今から探している状態です)

今回のプログラムは近現代の曲も多く、バラエティに富んだ楽しい会になるかと思います。

多くの方に聴いていただけたら幸いです。

12月までにはプログラムを作成して、お配りしたいと思っています。

【 今後の予定 】

11月6日(月)  プログラム確定のための大人のリハ-サル会

12月27日(水)  君津市民文化ホール中ホールにてリハーサル会

1月27日(土)  京葉銀行音楽ホールにてコンサート

「小犬のワルツ」の演奏の際の留意点として、以下のことをあげたいと思います。

  • 小刻みに体が揺れない
  • 右手の指の付け根を高くして、しなやかに指を動かす。明るく軽い音色は浅い打鍵では実現できず、1点芯をとらえた打鍵が必要です。
  • 左手は和声の進行に従って、ディナーミクをつけ、2・3拍の和音が詰まっていかないように気をつける。
  • 最初の4小節で速くしすぎず、再現部の導入では、しっかりクレッシェンドをかける。
  • ペダリングに気をつけて。1拍目の音が決して濁らないようにすると、すっきりします。
  • 左右がそれぞれ楽しく流れて、それが縦にも合っていることが重要だと思います。

5月29日に、第2回ショパンの勉強会を開きます。

5月29日(月)10時より、君津市民文化ホールリハーサル室で、第2回ショパンの勉強会を開きます。今回は、第6番のワルツ「小犬のワルツ」を皆で弾いていきます。

前回のノクターンは夢想的でしっとりと歌い上げていく曲調でしたが、今回のワルツは、可愛い小犬がクルクル回っているのをショパンやジョルジュ・サンドが微笑みながら眺めているような、明るく軽くて、洗練された曲調です。指がただ速く動けばいいのではなく、4小節単位の左手のワルツの伴奏に明るく軽い右手の旋律が自然に乗って、華麗に終わった時に、聴き手にふっと「楽しかった」という微笑みが湧くようにしたいものです。(コラム参照)

4月11日にショパンの勉強会を開きます

4月11日9時50分より、ショパンのノクターンop.9-2の勉強会を豊洲シビックセンターホールで開きます。

この曲は、よく弾かれ、またあちこちで流されている人気のある曲です。
けれど、単に雰囲気のある曲というのではなく、実はショパンの研ぎ澄まされた美意識が結実した素晴らしい曲なのです。

右手は、「いつも星の下で恋人の心に愛の夢を育んでいた歌そのもの」(コルトー版より)を歌いあげ、左手で微妙に色を変えつつ、優しく美しい透明感のあるハーモニーを添えることで、詩的で夢想的な気品のある世界へ聴き手をいざなうのです。

この曲の真価を味わうためには、気持ちがあるだけでは無理で、やはり楽譜の理解とテクニックが必要だと思います。演奏する上での留意点はコラムにあげますので、ご覧ください。

当日はファツィオリ製のピアノを全員が弾いて、それぞれの個性を楽しみましょう。