明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
世界の状況もピアノを取り囲む状況も色々大変な事がありますが、アナログのピアノという楽器(今、ピアノというと大半が電子ピアノです)と、その楽曲の魅力を今年も追いかけていきたいと思います。
決まっている予定は次の通りです。
今まで、子供用の作品(カバレフスキー、ギロックなど)、そしてバッハからベートーヴェンまでの古典の作品を取り上げて、ゼミ形式でささやかな勉強会をしてきました。
今回、ショパン、リスト、ドビュッシーの作品を練習していて、ピアノという楽器の完成後に花開くロマン派の作曲家が、いかにピアノという楽器を多様なタッチやペダリングなどで色彩豊かで
感情あふれる音楽を生み出し、美を追求してきたか、ということに感動していました。
これから、そのような話をミューズの会の方たちとの公開レッスンのような形で進めていきたいと思います。関心のある方でしたら、ミューズの会会員でない方でもご参加いただきたいと
思います。
今回はシューマンの「ユーゲントアルバム」を取り上げ、短い曲なので、逆に奥深くタッチなどを考えられて、意義ある時になりそうです。10月31日(月)10時より、千葉市文化センターの
スタジオ1でいたします。
台風が次々来る中、9月30日は天気にも恵まれ、無事、リサイタルを終えることができました。
小さいお子さんたちも含め、熱心に聴いてくださる方たちに囲まれ、私が思う音楽を少しはお伝えできたのでは、と思っています。
終了後、皆さまからたくさんの感想や要望をいただき、また、小さい生徒さんたちの顔つきが変わったのを見て、私自身色々考えました。
そして、ピアニストは自分のピアノを持ち運べず、ホールや天候、ピアノのその日の状態で音楽の実現の可能性が変わるという宿命をもっとポジティブにとらえて、小さいサロンコンサートなども色々試してみようかしら?と思い始めています。
そこで、今度はファツィオリ製のピアノを試弾すべく、来月豊洲のホールに行ってみます。
日が暮れるのが早くなってきました。
当日ホールにいらっしゃる時、ホールに向かって右側の曲がり角から、スカイツリーの全貌が見えるスポットがあります。
きっと美しく輝いていると思います。
また、ロビーでは休憩時に飲み物やお菓子をお求めになれるバーコーナー「北斎」が開設されます。
ホールは200席ぐらいで、こじんまりしたホールです。
皆様に楽しい一夜を過ごしていただきたいと思っております。
9月30日(金)19:00より、すみだトリフォニーホール小ホールにてリサイタルをいたします。
チラシをご覧いただくと、曲目など詳細が載っています。
前半は「エステ荘の噴水」までで、後半はオールショパンです。
今回は東京文化会館のチケットサービスを利用することにしましたので、チケットの入手方法が直接購入のほか、コンビニでも入手できるようになりました。
なお、トリフォニーホールのアクセスは以下をご覧ください。