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♪ミューズの会ジョイントコンサートのご案内

2018年1月27日(土)に千葉駅前の京葉銀行音楽ホールで、♪ミューズの会ジョイントコンサートを開催します。

京葉銀行音楽ホールは3月末で閉館になるようで、その前にもう1度コンサートを皆で開きたいと企画しました。

ホールとしては素晴らしくても、ピアノが年月を重ねてオーバーホールを必要としていながら、財政的なことなどから実現してなくて、調律してもその状態を1日保持できないホールも多くなっている中、京葉銀行ホールはまだピアノが元気でしたので、大変残念です。(次のコンサートの会場をどこにするか、今から探している状態です)

今回のプログラムは近現代の曲も多く、バラエティに富んだ楽しい会になるかと思います。

多くの方に聴いていただけたら幸いです。

12月までにはプログラムを作成して、お配りしたいと思っています。

【 今後の予定 】

11月6日(月)  プログラム確定のための大人のリハ-サル会

12月27日(水)  君津市民文化ホール中ホールにてリハーサル会

1月27日(土)  京葉銀行音楽ホールにてコンサート

5月29日に、第2回ショパンの勉強会を開きます。

5月29日(月)10時より、君津市民文化ホールリハーサル室で、第2回ショパンの勉強会を開きます。今回は、第6番のワルツ「小犬のワルツ」を皆で弾いていきます。

前回のノクターンは夢想的でしっとりと歌い上げていく曲調でしたが、今回のワルツは、可愛い小犬がクルクル回っているのをショパンやジョルジュ・サンドが微笑みながら眺めているような、明るく軽くて、洗練された曲調です。指がただ速く動けばいいのではなく、4小節単位の左手のワルツの伴奏に明るく軽い右手の旋律が自然に乗って、華麗に終わった時に、聴き手にふっと「楽しかった」という微笑みが湧くようにしたいものです。(コラム参照)

4月11日にショパンの勉強会を開きます

4月11日9時50分より、ショパンのノクターンop.9-2の勉強会を豊洲シビックセンターホールで開きます。

この曲は、よく弾かれ、またあちこちで流されている人気のある曲です。
けれど、単に雰囲気のある曲というのではなく、実はショパンの研ぎ澄まされた美意識が結実した素晴らしい曲なのです。

右手は、「いつも星の下で恋人の心に愛の夢を育んでいた歌そのもの」(コルトー版より)を歌いあげ、左手で微妙に色を変えつつ、優しく美しい透明感のあるハーモニーを添えることで、詩的で夢想的な気品のある世界へ聴き手をいざなうのです。

この曲の真価を味わうためには、気持ちがあるだけでは無理で、やはり楽譜の理解とテクニックが必要だと思います。演奏する上での留意点はコラムにあげますので、ご覧ください。

当日はファツィオリ製のピアノを全員が弾いて、それぞれの個性を楽しみましょう。

4月11日にショパンの勉強会

2月26日(日)午後、君津市民文化ホール中ホールで、リハーサル会を開きます.13:00開場後、反響板やピアノの設置が終わり次第、ラフマニノフなどでピアノ起こしをして、13:30から始めたいと思っています。

出演者は20人で学生の部は学年順、大人の部は今回、アイウエオ順で並べました。演奏後は来年の発表会の段取りなど、少し、打ち合わせたいと思います。

基本的に非公開ですが、関心のある方は関係者にご連絡ください。

今回はショパンなどにかたよらず、幅広い曲目が並んでいます。お楽しみに!

ショパン勉強会のお知らせ

  4月11日(火)10時より第1回ショパン勉強会を豊洲シビックセンターホールで開きます。有名なノクターンop.9-2を皆で弾いて、ノクターンの甘美な旋律の歌い方、感情の起伏の出し方、美しい和声の構築、それを実現するためのテクニックを考えていきたいと思います。

  ベートーヴェンの晩年の頃、ピアノという楽器が確立したのですが、ショパン、シューマンらはピアノの機能を駆使して感情が表出された曲を作り上げていったと思います。だからこそ、打鍵の方法、鍵盤からの離し方、ペダリングなど多岐にわたるテクニックを知っていることが曲作りに必要になります。

  バッハやモーツァルトの楽譜をいつも手元に置いていたショパンが、先人たちの遺産の上に、ピアノ独自の魅力を、彼のイマジネーション、気性を織り交ぜつつ作り上げたと、この頃痛感しています。是非、ピアノと親しんで楽器の機能をフル活用できるようになりたいものです。

  今回、豊洲シビックセンターホールのファツィオリ製ピアノを使用します。どのようなショパンになるのか、それも興味深いです。